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薬学研究科 龍野 淳

6-ショウガオールおよびそのグルクロン酸抱合体の抗腫瘍活性:Pharmacodynamical Approach

研究課題
6-ショウガオールおよびそのグルクロン酸抱合体の抗腫瘍活性:Pharmacodynamical Approach

キャリアの展望
・スタートアップ創業者(ヘルスケア・栄養学分野)
・国内外の大学教員・研究指導者(高等教育機関)
・政策アドバイザー(国際機関・政府機関)

薬学研究科 宮澤 みなみ

遊離型テイコプラニン濃度を指標とした新規ノモグラム作成に関する研究

テイコプラニン (TEIC) はTDM対象薬であり、血漿中総濃度に基づき投与設計がなされている。一方、TEIC は高い蛋白結合率を示すため、肝機能障害などによる血清アルブミン量の変動時には、効果と副作用発現に直接寄与する遊離型 TEIC 濃度は大きく変動を受けると推定される。本研究では血漿中遊離型 TEIC 濃度と副作用の関係を明らかにするとともに、新規ノモグラムの作成を目指す。将来は病院薬剤師として救急・集中治療に従事し、個体内変動の激しい重症患者の薬物治療の個別最適化や臨床課題の解決に貢献したい。

薬学研究科 前瀬 鞠

高齢患者における低栄養者の早期発見方法の確立と関連する薬剤の解析に関する研究

高齢者の低栄養は様々な臨床転帰の悪化と関連するものの、自覚症状が乏しく、医療・介護の現場でも早期発見が難しい。本研究では、実臨床の継続的な薬学的管理の中で、低栄養リスク患者が未病の段階で適切な栄養介入を受けることができる環境の整備・手法の構築を目指す。修了後は、薬剤師として個々の患者に向き合いながら臨床上の課題を抽出し、研究を通じて課題解決することで、医療現場や地域社会の発展に貢献したいと考える。

薬学研究科 石鍋 巧朗

胎盤栄養膜細胞の分化機構の解明に基づく胎盤関門培養モデルの確立

あるゲームの登場人物に、教育熱心な研究者がいました。研究者曰く、「知識は共有し、後世に残すべきものである。」私はこの言葉を胸に、大学教育とは何かをずっと考えてきました。今でもその答えは出ていません。しかし、学生を希望へ導くことが出来る指導者になるという夢は、変わらず持ち続けています。

薬学研究科 細井 彩夏

MABCのペニシリン結合蛋白質(PBP)を標的とした新規治療法開発

私は将来、研究者を志している。研究者を志したのは、学部生時代に研究に触れたことで、未知の課題に対して仮説を立て、実験を通じてその解決に近づいていく過程に楽しさとやりがいを感じたからである。研究を一歩ずつ進めることで、自らの手でメカニズムが徐々に明らかになることに大きなやりがいを感じ、今後も未解明の課題解決のために邁進し、病気や障害で苦しむ人々に貢献したいと強く思った。キャリア目標としては、博士号取得後、アカデミアで研究職に就き、継続的に研究を行いながら次世代の研究者を育成することを目指している。私自身、学生時代に大学の先生方から多くのサポートを受けたことで、科学的思考や実験技術が向上しただけでなく、研究者としての道を歩むきっかけをいただいた。その経験から、私自身も同様に次世代の研究者をサポートし、研究分野の未来に貢献したいと考えている。さらに、得られた研究成果を社会に還元し、実際に臨床で役立つことを証明することで、人々の健康や生活の向上に役立てることが私の最終的な目標である。

薬学研究科 西村 錬

TDP-43の細胞質における凝集を抑制するALS治療薬の創製とその作用機序の解明

本研究では、指定難病の一種であり根本的な治療法が確立されていないALSについて、臨床応用可能な核酸医薬を創製することで、新たな治療法の提供を目指す。また、原因タンパク質であるTDP-43の凝集メカニズムや核酸による凝集抑制メカニズムを解明することにより、ALS克服への重要な知見を得られると考えている。

薬学研究科 武田 彩海

キノリンを基盤とした環状及び鎖状アミドフォルダマーの創製と機能評価

本研究では外的刺激依存的に可逆的な3次元的構造変換可能な分子の合成を行っている。それらの機序解明及びホスト分子性能等を精査することにより有機機能性材料から生体内反応における触媒等の幅広い分野への貢献を試みる。