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薬学研究科 王 拓清

質量分析に基づく抗体核酸複合体の定量・定性分析⽅法の構築と⽣体内構造安定性の評価

抗体核酸複合体(AOC) は遺伝性難病などに対する有望な治療薬として期待され、その開発と臨床試験が加速している。AOC は難病の治療への貢献が期待される一方、分子構造の不均一性が薬効や安全性に直結するため、生体内投与前後での質的変動を評価できる分析技術の確立が重要である。本研究の核心は、単なる分析手法の開発にとどまらず、次世代医薬品の安全性を担保する「評価基盤」の構築にある。

健康マネジメント研究科 羽島 大貴

カーリングのデリバリー動作:健全な育成に向けた障害予防に関する基礎的研究

カーリングのデリバリー動作におけるバイオメカニクス的特性を年代別に比較し、育成年代の関節角度や関節角速度といった運動学的指標、ならびに動作全体の運動戦略に及ぼす影響を明らかにすることで、育成年代の障害予防に貢献する基礎的な知見を提供することを目指す。

健康マネジメント研究科 ヌライニ

Religious needs, social support, and psychosocial wellbeing among Indonesian Muslim workers in Japan

My research focuses on religious needs, social support, and psychosocial wellbeing among Indonesian Muslim workers in Japan. I aim to bridge research, policy, and community practice by applying scientific evidence to real-world settings. Through collaboration with educational institutions, community organizations, and policymakers, I seek to promote inclusive and culturally responsive health systems. In the long term, I aspire to contribute as an academic leader by mentoring future healthcare professionals and strengthening research capacity to support diverse populations.

政策・メディア研究科 山口 桃佳

知的障害者家族の「文化」――ケアを社会へ拓く理論的知見の応用

私はケアの社会化が進む中で、家族が抱え込みに固執する要因を、知的障害者家族にある共通の〈文化〉という視座から解明しています。母親にケア責任を帰すジェンダー規範を解体し、その責任を社会へ分散・共有する理論を構築すると同時に、一般社団法人を設立して障害者アートの事業化等により知見を実装します。このように研究と実践を往還することで、親子がそれぞれの人生を幸せに歩める新たな共生の基盤を築くことが私の使命です。

政策・メディア研究科 小川 楽生

危機に応答するキュレーションの越境と方法:人類学的編集と現代アートの交差点で

現代アートのキュレーションを実践しながら、文化人類学・思想研究・芸術理論を基盤に、展示、キャプション、空間構成が生み出す意味を探究しています。今後も継続的に研究と実践の往還を通じて、表現と社会をつなぐ場を構築していきます。

理工学研究科 小谷 竜也

ミリ波・サブミリ波帯クェーサー吸収線系の解析に基づく標準的ビッグバン宇宙論の検証

遠方の電波源の観測データを基に昔の宇宙の温度(宇宙マイクロ波背景放射温度)を精密に測定する研究を行っている。得られた測定値と標準ビッグバンモデルの理論予測との乖離を定量的に評価することで、宇宙進化のモデルを観測的に検証することを目指す。今後は世界各国の大型電波望遠鏡を用いた新規観測を主導し、未精密の年代における宇宙の温度を測定する。国内外の研究者とも共同研究を行い、宇宙進化史の解明に貢献したい。

理工学研究科 百瀬 秀之介

固体・電解質界面相の形成および消失過程の非破壊多元的その場解析

私は次世代電池の鍵を握るリチウム金属負極の社会実装を目指し,高エネルギー密度化と安全性の両立に取り組んでいます.リチウム金属は究極の負極材とされる一方,デンドライト成長による短絡の最大の課題である.私は界面制御技術を通じてこの難題を克服し,EVやドローンの性能を飛躍させる革新的な蓄電デバイスを確立したいと考えています.研究成果をラボ内に留めず,持続可能な社会を支える実用技術へつなげたいと思っています.

理工学研究科 前山 友香

希土類元素を効率的に相互分離するタンパク質の設計に向けた理論的研究

希土類元素(レアアース)を用いた材料は、元素ごとに特有の機能を発現する。一方で、鉱石中に含まれる多種の元素を相互分離するには、従来、環境負荷の高い多段階の工程が必要であった。そこで本研究では、近年発見された特定の希土類元素と選択的に結合するタンパク質に着目し、分子シミュレーションなどの手法を用いてより高い元素選択性をもつタンパク質を探索することで、新たな分離材料の設計につなげる。

理工学研究科 鈴木 温義

ニッケル系複合アニオン層状化合物超伝導体におけるデータ駆動型物質探索

理工学部物理情報工学科神原研究室にて「ゼロ抵抗の電線」や「核融合炉」への応用を見据えた超伝導材料の研究を行っています。
物質探索の観点から、研究や社会の枠組みを変革する研究を目指しています。
現在は物質合成を主に、測定や理論計算などの研究しており、過去の実験事実から実験の指針を得るデータ駆動型の研究に興味を持っています。
将来は社会実装まで含めた、俯瞰的・横断的な視点を持つ研究者を目指しています。