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社会学研究科 張 佳

eスポーツ文化に関する研究:遊び、ファン実践、キャリア形成のジェンダー化をめぐって

私は、ジェンダーの視点から中国のeスポーツ文化をテーマに、ゲームプレイヤー、eスポーツファン、eスポーツ産業でのギグワーカーの立場から、人々の体験を研究しています。eスポーツが急速に発展し、さまざまな人々が関与するこの分野において、既存のジェンダー規範がどのように影響を及ぼし、各立場の人々にとっての経験がどのように異なるかを浮かび上がらせることに取り組んでいます。この研究により、eスポーツという新たな領域において、人々の実践がどのようにジェンダー化されるかについて、新たな洞察が得られると考えています。将来的には、こうした知見を活かし、eスポーツ産業におけるジェンダーの理解を深め、産業界や教育現場での変革に貢献することを目指しています。具体的には、ゲーム開発やeスポーツイベントの企画において、よりインクルーシブな環境作りを推進し、広範な層のファンやプレイヤーが楽しめる文化の醸成に寄与したいと考えています。また、学術分野においては、メディア心理学や社会学の知見を踏まえながら、ゲーム研究、ジェンダー研究、労働者研究という融合的な分野に新たな知見を提供できればと思います。

理工学研究科 毛 翊愷

Research on Domain-Specific Architectures and Novel Computing Paradigms for Quantum Computers in the NISQ era

I believe the focus of quantum computing will gradually shift from physical implementation to software development. Just like the evolution of classical computing, once the transistor-based computer design is established, it follows Moore’s law and evolves steadily, allowing software developers to invent many interesting applications. Now as the hardware design of quantum processors rapidly takes shape, we better start early to outline the blueprint of future quantum applications and use cases. Therefore, my research will focus on helping future computer scientists work with quantum computers more easily.

理工学研究科 松永 知樹

音響特性を考慮した教師なし手法による多楽器音楽の自動採譜システムの構築

将来的には、新たな価値の創造に結びつく新技術を開発し、未来社会がより便利で豊かになるようなサービスを創出・提供したいと考えています。この目標に向けて、博士課程修了後は大学等の研究所あるいは民間企業所属の研究者を目指しており、研究成果を活用した音楽・音声関連サービスの起業も視野に入れています。

理工学研究科 相澤 彩美子

揮発性の異なる液体成分の混合溶液が多孔質体へ蒸発を伴って浸透する過程で発生する時空間挙動

研究:これまでの専門である非線形化学に加え、AI、生物工学、ソフトロボティクス、非線形物理学に関する知識や技術を習得し、より複雑で生命に近い自己組織化現象にアプローチしたい。
キャリア:専門外の分野を勉強し複合領域的な研究を考案することが大きなモチベーションになっているので、今後もそういった挑戦をしていきたい。 また、海外でキャリアを積むことに興味があるため、国際的な経験や人脈作りをしていきたい。

理工学研究科 薛 景コウ

Research on Quality Management based on Computer Vision

My research is a study of modeling algorithms for recommender systems. I am currently creating an H-PLE model with higher performance and interpretability based on multitasking. My future career plan is to join a tech company like Google or Alibaba and work on related algorithms.

理工学研究科 兒嶋 佑太

3次元CNNと⾚外線応⼒測定によるCFRP構造物の⽋陥予測

In this study, a machine learning model is developed for prediction of three-dimensional information of defect from two-dimensional stress distribution of carbon fiber reinforced plastic (CFRP). A model of prosthetic leg made by CFRP is chosen. The graph neural network or transformer is employed. Both experimental data and numerical analysis results are used as the training data of stress distribution. Infrared stress analysis is used for obtaining the experimental data. The finite element analysis is performed to obtain the simulation results. Especially, the homogenized finite element analyses are conducted for the plain weave microstructure and unidirectional microstructure.

理工学研究科 村松 淳平

静脈組織の自己形成メカニズム解明のための二層共培養可能な人工分岐血管モデル

私は、ソフトマテリアルで構成されたマイクロ流路を構築し、人工血管モデルとして応用する研究を行っています。特に、ゲル中に埋め込まれた材料を溶解除去することでマイクロ流路を作製する手法を用い、培養細胞の足場であるECMベースの流体デバイスを作製しています。キャリア展望としては、豊富な流体デバイスのデザイン・作製経験や培養システムの構築経験を活かし、一般企業や研究機関、起業など幅広く検討しています。