334人の学生が見つかりました

理工学研究科 清水 俊祐

参加型設計・施工・運営による木造建築の理論と実践に関する研究

私の研究では1980年前後に欧州で発展した木造参加型建築構法を日本へ適応させた新たな木造構法の開発を目指しています。これまで慶應義塾大学でも日吉・湘南藤沢キャンパスをフィールドとして、数多くの学生参加型建築プロジェクトが実践されてきました。新たな構法の開発に留まらず、欧州で発展した木造参加型建築の歴史や理論、慶應義塾での参加型建築の実践についても展覧会や書籍出版を通して、広く社会に普及していきたいです。

理工学研究科 兒嶋 佑太

3次元CNNと⾚外線応⼒測定によるCFRP構造物の⽋陥予測

In this study, a machine learning model is developed for prediction of three-dimensional information of defect from two-dimensional stress distribution of carbon fiber reinforced plastic (CFRP). A model of prosthetic leg made by CFRP is chosen. The graph neural network or transformer is employed. Both experimental data and numerical analysis results are used as the training data of stress distribution. Infrared stress analysis is used for obtaining the experimental data. The finite element analysis is performed to obtain the simulation results. Especially, the homogenized finite element analyses are conducted for the plain weave microstructure and unidirectional microstructure.

理工学研究科 小野 悠介

リー群の対称性を考慮した自然勾配法の提案とその応用

私は数学の理論的な知識を活用し、量子力学や機械学習など情報理論の分野で、第一線で活躍する研究者を目指しています。博士課程取得後には、海外で研究活動を行うことを考えています。そのためにも、博士課程在籍中には国際的にトップレベルの環境で研究を行いたいと思っています。将来的に日本で研究を行う際にも、その国際交流の経験を学生や他の研究者に対して還元することのできる研究者になりたいと考えています。

理工学研究科 李 騰ユ

Validate the effectiveness of gel processing with a validated biological 3D printer

理工学研究科 藤田 晃成

ハイブリッド集積型チップ上識別不能単一光子源の研究

私は、ナノスケールの光学構造を用いて光を自在に操作するナノフォトニクスの研究をしています。特に、半導体微細加工とハイブリッド集積技術を駆使して、量子光集積回路に必要不可欠な量子光源の開発に取り組んでいます。学位取得後も、ナノフォトニクスを応用した光学デバイスの開発を進め、ハードウェアの観点から科学技術の進展と社会の発展に貢献することを目指しています。

理工学研究科 成島 悠貴

化合物潜在空間を用いた新規高活性ASCL1阻害剤の創製

我々は、機械学習により作成された化合物潜在空間を用いて、医薬品の種になり得る化合物の構造をより簡略化かつ最適化することを目的に研究を行っている。本研究は、創薬化学と情報科学の組み合わせであり、狙った活性を持つ新規化合物を自在に生み出すという、創薬・化学・生物学分野における新たなスタンダードを作れる可能性がある。卒業後も研究機関に在籍し、難治性疾患にこの技術を応用していけるよう研究を進めていきたい。

理工学研究科 戸塚 望

ホヤ変態開始時から尾部退縮期までの時空間シグナル伝達機構の解析

私は将来、企業のバイオ系研究者として働きたいと考えている。私の目指す研究者像は、自分で実験して集めたデータをビッグデータのように集積し、そこからプログラミングやAIを活用して解析し過去のデータと統合することで、今までにない知見を生み出す研究者である。現在博士課程で実験技術を学びながら、独学で情報技術の勉強も行っている。ウェットな実験とドライな解析の二本柱を強みとして社会で活躍していきたい。

理工学研究科 安井 蒼一郎

新規エナミド構築法の開発とベンゾラクトンエナミド天然物の合成研究

私は有機合成化学の分野で研究に取り組んでおり、現在の研究は製薬・化学メーカーにおける低分子合成に活かせると考えています。よって、学位取得後はそういった企業で研究に携わりたいと考えています。将来的には企業の中で、研究者としてだけでなく、より大きなプロジェクトを立案・牽引できるマネージャーとして研究に貢献することを目指します。

理工学研究科 瀧井 優臣

マテリアルズ・インフォマティクスを活用したメタルフリー磁性体の構築と磁気特性制御

“安定有機ラジカル分子”を使った分子磁性の研究をおこなっています。普段は有機合成による分子の開発、分子結晶の作製、計算化学的手法による構造解析、磁気測定を行っています。加えて本研究ではマテリアルズ・インフォマティクス的な手法を取り入れ、分子磁性材料の磁気転移点の上昇を目指しています。学位取得後は、国内外の研究機関でグローバルに研究活動できるスキルを身につけた人材になりたいと思っています。