私は将来、研究者を志している。研究者を志したのは、学部生時代に研究に触れたことで、未知の課題に対して仮説を立て、実験を通じてその解決に近づいていく過程に楽しさとやりがいを感じたからである。研究を一歩ずつ進めることで、自らの手でメカニズムが徐々に明らかになることに大きなやりがいを感じ、今後も未解明の課題解決のために邁進し、病気や障害で苦しむ人々に貢献したいと強く思った。キャリア目標としては、博士号取得後、アカデミアで研究職に就き、継続的に研究を行いながら次世代の研究者を育成することを目指している。私自身、学生時代に大学の先生方から多くのサポートを受けたことで、科学的思考や実験技術が向上しただけでなく、研究者としての道を歩むきっかけをいただいた。その経験から、私自身も同様に次世代の研究者をサポートし、研究分野の未来に貢献したいと考えている。さらに、得られた研究成果を社会に還元し、実際に臨床で役立つことを証明することで、人々の健康や生活の向上に役立てることが私の最終的な目標である。

採択者紹介Selected person Introduction
Keywords
137人の学生が見つかりました
薬学研究科 檀 裕治
COPB2タンパク質を内包する新規細胞外小胞 subtypeの生理学的意義の解明
細胞外小胞(Extracellular Vesicles: EV)には産生経路に応じたさまざまなsubtypeが存在する。EVのタンパク質組成はsubtypeごとに特徴的であり、生理学的役割の違いにも反映されることが予想される。本研究では、申請者が見出した新規EV subtypeについてその役割を追及する。size exclusion chromatographyによる分離精製と、プロテオミクス解析を軸に、新規EV subtypeの産生メカニズムと生理学的意義を解明し、さらに細胞の状態を反映するバイオマーカーとして確立することを目指す。
薬学研究科 布施 慶和
薬学研究科 沖本 香菜子
メディアデザイン研究科 ムハマド ファジュル ラフマト
Navigating Transformation: An Exploratory Framework for Futures Studies and Speculative Design in Policy-making
Design Researcher in the fields of social innovation, futures studies, speculative design and policy design.
メディアデザイン研究科 タシャ
Empathic Design between User and Virtual Avatar based on User Experience
Research Subject:
Empathic Design between User and Virtual Avatar based on User Experience
Purpose of the Research:
This research will focus on designing a unified service interface where virtual avatar shares affective presence with the user beyond its competency through empathy as a substantial experience of the interaction. This research aims to develop emotional interaction between user and virtual avatar to allow natural expressiveness in the service assistance. The efficacy of emotional connection, satisfaction and desirability performance transferred will be assessed by studying the relationships among emotions, mental models of sociability and human-computer communication behaviour. At the end, this research seeks to construct an interactive assistant with a purpose of ability to check on user’s implicit emotional state and fulfil user’s impulsive decision.
Career Prospects:
I would like to pursue a career as a researcher and a designer focusing on leveraging community engagement in the industry. I aim to work in the entertainment industry in Japan.
メディアデザイン研究科 クンデウ, アニシュ
LGBTech: Leveraging the use of Technology to empower the LGBTQ+ community
健康マネジメント研究科 中根 みちる
健康マネジメント研究科 岡田 結生子
1.健康日本21推進機関の連携指標開発に関する研究 2.職域がん検診の精度管理に関する研究
私の研究では、「国民の健康寿命の延伸」や「健康格差の縮小」といった社会課題の解決に向けて、2つの分野から新たな仕組みづくりに取り組んでいます。
1つ目は、国の健康づくりの方針である「健康日本21(第三次)」を支える様々な民間団体の取り組みをより効果的に推進するための“連携指標”を新たに開発することです。この指標によって、各団体の活動の特徴や進捗が見える化され、定期的な評価が可能になります。国と民間団体が同じ方向を向いてよりよく連携し、地域や社会での健康づくりの基盤が強化されることを目指します。
2つ目は、企業や健康保険組合などの「職域」で行われているがん検診を、自治体で実施されているがん検診と同じように、科学的根拠に基づいて整備していくことです。有効性の確認されているがん検診と、その検査・対象年齢・受診頻度、要精密検査の場合の医療機関への受診勧奨、検診事業全体の評価・改善等の方法を明確にし、職域でも質の保たれたがん検診事業をマネジメントできる環境を整えます。また、OECD(経済協力開発機構)も、日本において、職域と自治体で別々にがん検診が実施されていることを公衆衛生上の課題として指摘しています。将来的には、職域と自治体のがん検診情報を一元化し、国として正確な国民データに基づいたがん対策を進められるような体制構築を目指します。