将来的には、新たな価値の創造に結びつく新技術を開発し、未来社会がより便利で豊かになるようなサービスを創出・提供したいと考えています。この目標に向けて、博士課程修了後は大学等の研究所あるいは民間企業所属の研究者を目指しており、研究成果を活用した音楽・音声関連サービスの起業も視野に入れています。
採択者紹介Selected person Introduction
Keywords
74人の学生が見つかりました
理工学研究科 大山 裕也
アミノ基を側鎖に有する生分解性ポリマーの開発と高強度化
『多くの手技を身につける』という信条に則り、エコマテリアルやバイオマテリアル、さらには医療機器のトレーニングキットなど、多くの研究に触れてきました。研究の過程では、お医者様や同じく博士学生の友人などに声をかけることで仲間を増やし、研究の厚みを増すことができました。卒業後は大手メーカーの研究拠点に勤務し、大学とは異なる視点から研究について考えていきたいと思います。
理工学研究科 相澤 彩美子
揮発性の異なる液体成分の混合溶液が多孔質体へ蒸発を伴って浸透する過程で発生する時空間挙動
研究:これまでの専門である非線形化学に加え、AI、生物工学、ソフトロボティクス、非線形物理学に関する知識や技術を習得し、より複雑で生命に近い自己組織化現象にアプローチしたい。
キャリア:専門外の分野を勉強し複合領域的な研究を考案することが大きなモチベーションになっているので、今後もそういった挑戦をしていきたい。 また、海外でキャリアを積むことに興味があるため、国際的な経験や人脈作りをしていきたい。
理工学研究科 清水 俊祐
理工学研究科 小野 圭吾
高い熱電性能を示す新しい143ジントル相化合物の開発
私は熱電材料という熱を電気に変える材料を研究しています。現在、熱電材料は広い実用化には至っていませんが、今後、高性能な材料を開発し、社会に普及させたいと考えています。
理工学研究科 松原 智也
エンドデバイスのローカルマップを利用したメタバースグローバルマップ更新
博士課程修了後は民間企業にて、実環境と仮想環境の統合プラットフォームの開発に携わりたいと考える。ここ数年で空間コンピューティングが注目されているが、基盤技術や開発を行うためのフレームワークが十分に整っていないという課題がある。技術手法は研究的なアプローチで生まれる一方、プラットフォームとしてのフレームワークは開発的な要素が強い。私は開発経験の幅広さを活かし、研究と開発の両方の素養が求められるプラットフォーム・フレームワークの開発を率先して行いたい。
薬学研究科 肥沼 佳菜
薬学研究科 仲道 公輔
薬学研究科 池上 慶祐
デノスマブ誘発性低Ca血症発症リスク予測モデルの臨床応用に関する研究
薬物治療の安全性向上のための個別化医療の実現に関する研究を展開している.個々の患者背景から,副作用発現リスクが評価可能な予測モデルを構築し,内・外的妥当性を担保した上でモデルの臨床実装を試みている.臨床実装に際し,モデルの簡便性(複雑性:低,時間:短)が重要であり,報告されている数多くの予測モデルが抱える課題の1つである.本モデルはこの課題を克服しつつも高性能を維持しており,今後の臨床実装を見据えている.