私は「人々の粧い」という点について、化粧道具に注目して研究しています。現代においても身近な分野ですが、未だ不明な部分も多く、研究を進めることで新たな化粧の歴史の側面を明らかにできそうです。歴史は誰もが生活をする中で考える機会があるものです。JSTでは自分の研究を軸に、歴史研究のあり方・歴史に対する向き合い方について広く学び、将来は人々の歴史に対する眼差しに目を向け、それを発信する役割を果たしたいです。
採択者紹介Selected person Introduction
Keywords
364人の学生が見つかりました
文学研究科 孫 語崎
文学研究科 越智 友里絵
政策・メディア研究科 遠藤 杏
高校生がどのようなプロセスを経て学習ストラテジーを見つけていくのか
スペイン語教育、社会言語学を用いた言語教育について研究し、学生に教えることができる大学教員。可能ならば今後も中学・高校でもスペイン語を指導していきたい。また日本でスペイン語を教えている中、高校の先生が定期的に集い、情報の共有、成功体験、悩みなどを話せる会の開催や、留学を望む中高生の支援を行いたい。他の国、地域のスペイン語教師と交流を持ち、日本の教育の現状や問題点、改善点を伝えていく役割を行いたい。
政策・メディア研究科 温 雅芳
Exploring social resilience for urban flood disasters in China
My research directions are urban disaster risk reduction, social resilience, and community resilience. The research focuses on the combination of the humanities and natural sciences, and the integration of different research fields such as disaster education and economics, which contributes to improving the social resilience to urban disasters in Japan. For my career prospects, I hope to work in the disaster research institute in Japan or non-governmental organization such as the United Nations Office for Disaster Risk Reduction.
政策・メディア研究科 劉 一鶴
⽑沢東時代以降の中国政府改⾰: 何が政府機構の存続を決定するのか?
中国は党国体制の国であり、共産党は幹部の任命などの手段を通じて、国家の官僚組織を効果的に包摂している。しかし、膨大な官僚機構は、その専門性や「下から上への情報伝達」の性質により、共産党中央委員会が完全に掌握できない情報も持っている。現在、習近平政権は党の権力を強化し続けていることが観察される。しかし、彼がなぜそうするのか、どのような要因が共産党の統治能力を脅かしているのかを問い直さなければならない。報告者の博士研究は、共産党がどのように中国の急速に多元化する社会に対応し、利益によって対立しつつある中国官僚機構をどのようにコントロールしようとしているかを分析する。
政策・メディア研究科 近藤 はるか
政策・メディア研究科 プーデル ナミータ
都市部の中心部と周辺部のつながりを分析し、集合的な災害回復力を確立する視点:ネパール、カトマンズの事例
My research explores innovative solutions in the food and water system, linking urban and rural areas from a disaster resilience perspective. Delving into disaster resilience through a robust food and water system, my findings aim to contribute significantly to all developing countries and cities. Looking ahead, my career prospects center around the food and water sector, driven by a passion for enhancing sustainability and disaster preparedness. With a solid foundation in research, analytical skills, and a commitment to resilience, I am poised to make meaningful contributions to the advancement of disaster-resilient food and water systems.