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社会学研究科 新井 真帆

日本社会における外国につながる子どもの包摂・排除と教育実践に関する研究

現在は、博士課程に在学しながら公益財団法人で働いています。「インクルージョン」を研究の主題としています。将来は、博士課程と社会人、両方の経験を活かし、様々な立場の人々の橋渡しをする役割を果たすことができればと考えています。よりインクルーシブな社会の実現に向けた実践について研究を続け、そしてその実践を社会に広げていきたいです。

法学研究科 川原 慶己

最先端科学技術と法のあり方

刑事法(実定法学)を専攻し過失犯論や刑罰論を研究するとともに、法制史や法哲学といった基礎法学、さらにはプログラミング・機械学習・深層学習といった技術面の勉強も交えた、「分野横断」・「文理融合」の研究を推し進めております。人工知能(AI)に代表される、我々人間に多くの利便性をもたらす最先端科学技術が、社会に適切に受容されることを法学の側面から協力できる研究者を目指し、日々研鑽を積んでおります。

経済学研究科 金山 雄樹

カンボジアにおける、天候不順に伴う経済ショックと、天候保険の役割

博士課程修了後は、まだ迷っているものの、大学もしくは研究機関の研究者になりたいと考えている。しかし、最近では民間・政府・非政府組織などでも研究系の職が増えてきており、そのような機関であれば、普通では利用できないようなデータを利用できる可能性があるので、そのような選択肢も検討している。

文学研究科 篠﨑 大河

幻想主義的アプローチによる意識の価値論

分析哲学の手法を用いて意識の価値について研究しています。一般に意識はそれ自体として価値を持つと考えられています。この考えは倫理学においても、意識を持つ動物を傷つけてはならない理由として挙げられ、重要であると言えます。また、意識を持ちうるAIや人工的な脳細胞の作成技術の発展に伴い、意識の価値の重要性は近年さらに増しています。これらの主題について哲学と経験科学、社会が連携できる場の構築を目指しています。

文学研究科 松村 美里

アメリカ女性SF作家によるポスト・ヒューマン表象が開く「人間」の倫理的可能性

プラトンから現代に至るまで、思想・政治・科学が規定する「人間」は自律した主体とみなされる西洋白人男性を軸に規定され、人間と非人間の境界は度々暴力を実体化してきました。「人間」の境界を問う想像力の宝庫であるSFというジャンルをマイノリティの視座と接続する私の研究は、文学研究の枠を超え、科学や倫理、政治哲学の面からも、より多様な人々の声に満ちた共生社会に繋がる新たな価値を創出することを目指しています。

文学研究科 植村 遼平

オリヴィエ・メシアンの初期作品における「移高の限られた旋法」

20世紀フランスの作曲家、オリヴィエ・メシアンの作品を研究しており、将来は大学での研究職を希望しています。留学を含めた様々な活動に本プロジェクトを活用し、着実にキャリアを形成していく所存です。また、専門雑誌での執筆にも力を入れており、現在の研究を多様な形で社会に還元していきたいと考えています。