あるゲームの登場人物に、教育熱心な研究者がいました。研究者曰く、「知識は共有し、後世に残すべきものである。」私はこの言葉を胸に、大学教育とは何かをずっと考えてきました。今でもその答えは出ていません。しかし、学生を希望へ導くことが出来る指導者になるという夢は、変わらず持ち続けています。

採択者紹介Selected person Introduction
Keywords
323人の学生が見つかりました
薬学研究科 佐山 杏子
薬学研究科 細井 彩夏
MABCのペニシリン結合蛋白質(PBP)を標的とした新規治療法開発
私は将来、研究者を志している。研究者を志したのは、学部生時代に研究に触れたことで、未知の課題に対して仮説を立て、実験を通じてその解決に近づいていく過程に楽しさとやりがいを感じたからである。研究を一歩ずつ進めることで、自らの手でメカニズムが徐々に明らかになることに大きなやりがいを感じ、今後も未解明の課題解決のために邁進し、病気や障害で苦しむ人々に貢献したいと強く思った。キャリア目標としては、博士号取得後、アカデミアで研究職に就き、継続的に研究を行いながら次世代の研究者を育成することを目指している。私自身、学生時代に大学の先生方から多くのサポートを受けたことで、科学的思考や実験技術が向上しただけでなく、研究者としての道を歩むきっかけをいただいた。その経験から、私自身も同様に次世代の研究者をサポートし、研究分野の未来に貢献したいと考えている。さらに、得られた研究成果を社会に還元し、実際に臨床で役立つことを証明することで、人々の健康や生活の向上に役立てることが私の最終的な目標である。
薬学研究科 西村 錬
TDP-43の細胞質における凝集を抑制するALS治療薬の創製とその作用機序の解明
本研究では、指定難病の一種であり根本的な治療法が確立されていないALSについて、臨床応用可能な核酸医薬を創製することで、新たな治療法の提供を目指す。また、原因タンパク質であるTDP-43の凝集メカニズムや核酸による凝集抑制メカニズムを解明することにより、ALS克服への重要な知見を得られると考えている。
薬学研究科 武田 彩海
薬学研究科 檀 裕治
COPB2タンパク質を内包する新規細胞外小胞 subtypeの生理学的意義の解明
細胞外小胞(Extracellular Vesicles: EV)には産生経路に応じたさまざまなsubtypeが存在する。EVのタンパク質組成はsubtypeごとに特徴的であり、生理学的役割の違いにも反映されることが予想される。本研究では、申請者が見出した新規EV subtypeについてその役割を追及する。size exclusion chromatographyによる分離精製と、プロテオミクス解析を軸に、新規EV subtypeの産生メカニズムと生理学的意義を解明し、さらに細胞の状態を反映するバイオマーカーとして確立することを目指す。
薬学研究科 布施 慶和
薬学研究科 沖本 香菜子
薬学研究科 森田 汐音
酸化リン脂質による小胞体ストレス応答制御機構とその意義の解明
研究課題名: 酸化リン脂質による小胞体ストレス応答制御機構とその意義の解明
小胞体ストレス応答は、膜リン脂質中の飽和脂肪酸増加によっても起こることが知られている。我々は、脂肪酸鎖上に親水性官能基を持つ酸化リン脂質がUPR抑制効果を示すことを見出してきた。本研究にて酸化リン脂質によるUPR抑制効果の生理学的意義を解明することで、酸化リン脂質およびUPRを標的とした新規治療薬の開発が期待される。