武藤 一馬

パラジウム錯体のチェーンウォーキングを利用した触媒反応における、立体選択性に関する研究を行ってきました。
特に、理論化学と実験化学を相互に活用していくことで見出された反応の新たな選択性を解析し明らかとしました。
博士課程で得られた実験と計算の知識と技術、視点を今後は日本の化学技術、材料開発の発展に生かすべく、有機金属化学に限らない分野で活躍していこうと考えています。