篠﨑 大河

分析哲学の手法を用いて意識の価値について研究しています。一般に意識はそれ自体として価値を持つと考えられています。この考えは倫理学においても、意識を持つ動物を傷つけてはならない理由として挙げられ、重要であると言えます。また、意識を持ちうるAIや人工的な脳細胞の作成技術の発展に伴い、意識の価値の重要性は近年さらに増しています。これらの主題について哲学と経験科学、社会が連携できる場の構築を目指しています。