本間 杏花

博士課程では薬学を専攻し、筋-腎連関の解明からサルコペニア対策の拡充を目指している。サルコペニアを有するCKD患者は、腎予後不良を招くためサルコペニア対策が急務である。CKD患者は筋持久力を司る酸化系代謝筋線維が先行して萎縮するが、筋線維タイプ構成と病態の関連は不明である。そこで現在は、筋腎連関による生体維持機構の一端を解明するため、CKDにおける酸化系代謝筋線維の萎縮機序の検証に挑戦している。