薬学研究科 本間 杏花 慢性腎臓病による筋線維サブタイプ構成の変動機構の解明と腎線維化治療戦略の開発 博士課程では薬学を専攻し、筋-腎連関の解明からサルコペニア対策の拡充を目指している。サルコペニアを有するCKD患者は、腎予後不良を招くためサルコペニア対策が急務である。CKD患者は筋持久力を司る酸化系代謝筋線維が先行して萎縮するが、筋線維タイプ構成と病態の関連は不明である。そこで現在は、筋腎連関による生体維持機構の一端を解明するため、CKDにおける酸化系代謝筋線維の萎縮機序の検証に挑戦している。 #2021年度#現採択