薬学研究科 森田 汐音

酸化リン脂質による小胞体ストレス応答制御機構とその意義の解明

研究課題名: 酸化リン脂質による小胞体ストレス応答制御機構とその意義の解明
小胞体ストレス応答は、膜リン脂質中の飽和脂肪酸増加によっても起こることが知られている。我々は、脂肪酸鎖上に親水性官能基を持つ酸化リン脂質がUPR抑制効果を示すことを見出してきた。本研究にて酸化リン脂質によるUPR抑制効果の生理学的意義を解明することで、酸化リン脂質およびUPRを標的とした新規治療薬の開発が期待される。