理工学研究科 田村 誠 有機金属触媒による遠隔官能基化の手法を利用した多環式骨格の効率的な構築法の開発 有機小分子に対する触媒的な分子変換法を開発することで、特徴的な分子骨格を簡便且つ選択的に合成する手法を開発しています。単一の化合物のみを簡便に合成する手法は、有限な資源の節約、分離精製等に関わる省エネルギー化により、大規模かつクリーンな環境調和型プロセスの創成に繋がることが期待されます。将来の展望としては、企業・業界との協力関係を構築して産学連携を図ることで、社会の抱える課題の解決策を模索しつつ、革新的な化学プロセスの開発に繋げていきたいと考えています。 #2024年度#現採択#研究の社会実装#分野横断型研究