理工学研究科 寺島 悠登

分子動力学計算を活用した均質化有限要素解析による新規原子-連続体モデリングの創成

腐食や放射線照射に代表される環境破壊を考慮した材料設計は、依然として未踏の課題です。本研究では、有限要素法による連続体スケールの構造解析と、分子動力学法による原子スケールの破壊挙動解析を組み合わせることで、核融合炉内のような極限環境における材料損傷を精緻に予測することを目指します。米国シカゴで育った経験を活かして積極的に国際共同研究を展開し、時流に先んじた研究開発を主導できる研究者を志しています。