薬学研究科 松田 美琉人

慢性掻痒抑制因子Fizz1のシグナル伝達経路の同定と治療標的への応用

“慢性掻痒(かゆみ)は国内数百万人のアトピー性皮膚炎(AD)患者のQOLを著しく低下させる。現在の治療は抗炎症が主体であり、掻痒そのものへの効果は限定的である。後根神経節(DRG)において、神経成長因子(NGF)が神経線維を皮膚に伸ばすことで掻痒感受性が高まる。我々は複数の慢性掻痒モデルマウスのDRGを用いた網羅的解析により、新規掻痒抑制因子としてFizz1を同定した。本研究では、末梢神経系におけるFizz1の詳細な作用機序について解明する。
将来は日本の科学技術、創薬開発、医療技術の総合的な向上に貢献したい。”