理工学研究科 菊地 隼矢

免疫調節性脂質依存的な抗原提示機能解析のための分子プローブ開発および機能解析

私の研究では、有機合成化学の知識と経験を活かし、獲得免疫応答の機構を解明するため、免疫調整機能をもつ分子の設計と合成に取り組んでいます。医療技術が目覚ましく進歩を遂げる一方で、依然として十分な治療が困難な病気(アンメットメディカルニーズ)も数多く存在しています。私は、現在の研究を創薬の基盤として社会に還元し、将来的には創薬研究者として不治の病に挑む革新的な治療ツールの開発を目指しています。