寒河江 陽

20世紀ドイツのユダヤ人思想家ヴァルター・ベンヤミンの思想を分析しています。とりわけ、教育思想家グスタフ・ヴィネケン、社会学者ゲオルク・ジンメル、婦人解放運動の指導者マリアンネ・ヴェーバーらの思想と比較することを旨としています。目下、ベンヤミンの師匠であったリッケルト、ジンメル、そして好敵手であったハイデッガーの弁証法論理学、歴史哲学とどの様に異なる思想をベンヤミンが展開していたのかに興味を持っています。