政策・メディア研究科 山口 桃佳

知的障害者家族の「文化」――ケアを社会へ拓く理論的知見の応用

私はケアの社会化が進む中で、家族が抱え込みに固執する要因を、知的障害者家族にある共通の〈文化〉という視座から解明しています。母親にケア責任を帰すジェンダー規範を解体し、その責任を社会へ分散・共有する理論を構築すると同時に、一般社団法人を設立して障害者アートの事業化等により知見を実装します。このように研究と実践を往還することで、親子がそれぞれの人生を幸せに歩める新たな共生の基盤を築くことが私の使命です。