本研究は、従来規範的検討が不足していた「政治における個人の葛藤(迷い)」について、政治学のみならず関係諸領域の知見を総合し、究極的には「葛藤と向き合う政治理論」として体系化することを目指す試みです。これは、葛藤の検討抜きには政治的言説の極論化、社会の分断、葛藤する市民の自信喪失(投票・政治参加の差し控え)に対応できないという危機感からくるものです。現在は20世紀の政治思想を中心に検討しています。
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