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医学研究科 田中 雄也

胎児要因により妊娠中断に至った方のための包括的ゲノム診断システムの構築

今後のキャリアとして、周産期医療と臨床遺伝学の専門性をさらに深め、国内外で胎児診断・治療の発展に貢献できる医師・研究者としての役割を果たしたい。具体的には、ゲノム解析技術の進展を活かし、遺伝性疾患の新規診断法や胎児治療の確立に向けた研究を推進する。また、産婦人科医として臨床現場での診療を継続しつつ、遺伝カウンセリングの充実を図り、患者支援の強化に努める。さらに、国際学会への積極的な参加や海外研究機関との共同研究を通じて、グローバルな視点を持った医療の発展に寄与したい。将来的には、周産期医療と遺伝学の橋渡しとなる教育・研究機関の設立を目指し、次世代の医療者育成にも貢献していきたい。

医学研究科 原田 理沙

東日本大震災・原子力災害を経験した避難者が語ること -語り部の語りの分析-

私は、東日本大震災および原子力災害による避難者の「語り」に着目し、語り部として活動されている方々が体験をいかに想起し、何を次世代に伝えようとしているのかを明らかにすることを目的に研究を行っています。語りの内容をテキスト解析し、さらにウェアラブルデバイスによる生体指標と心理尺度を用いて、語り手への心理的影響を多角的に検討しています。

医学研究科 北川 直道

深層数理モデリングによるmiRNA発現調節ネットワークの解析と細胞特異的核酸医薬の創出

遺伝子の働きを微調整する小さな分子「miRNA」は、がんをはじめ多くの疾患に深く関わっています。私はRNA言語モデルと深層学習を用いて、miRNAと標的mRNAの相互作用をより高精度に予測する計算フレームワークの開発に取り組んでいます。この研究が、これまで見えなかった疾患メカニズムの解明や、新たな核酸医薬の設計に貢献できると考えています。将来は計算科学と臨床医学をつなぐ研究者として、医療の発展に携わっていきたいと考えています。

経済学研究科 本多 将大

Shrinkflation を対象とした消費者行動分析

これまで⾏動⼼理学の動機づけや公平感、参照点などの理論に基づき伝統的経済学においてメカニズムの説明が困難なシュリンクフレーションやクラウドファンディングを対象に、産学官連携の研究を進めてきました。シュリンクフレーションとは小売市場において製品サイズを縮⼩しながら価格を据え置く⼿法、または現象です。本プロジェクト期間ではシュリンクフレーションの購買意欲や需要量への影響について、 因果推論に基づく⼼理学的・経済学的解析を進め、消費者の認知や公平感と購買⾏動の因果関係について新たな知⾒を確⽴することを目指します。

薬学研究科 関羽 広和

N 型糖鎖付加がもたらす P-糖タンパク質の機能変動の解析

本研究を通じて、薬剤曝露や疾患に伴う生理機能変化と薬物の体内動態変動との関連を明らかにすることを目指す。このことは、ヒト体内における薬物動態変動の定量的予測や、多様な背景を有する患者さんに対する薬物治療の最適化に向けた、臨床上重要なエビデンスの創出に繋がると考える。今後も研究活動や学会発表を通じて、研究遂行能力や発信力の向上に努め、世界の医療に貢献できる研究者を目指したい。

メディアデザイン研究科 陳 韋蓁

From Chefs to Diners: The Impact of Dynamic Visual Tableware on Taste and Emotions

My research focus on the HCI subfield of HFI (Human-Food Interaction). I am open to various future employment opportunities. Whether in the industry with suitable research positions related to food design or in academia needing talent in HFI, I am interested in both.

メディアデザイン研究科 オガサワラ デ オリヴェイラ, ルーカス

TOYS AND MEDIA DEVICES FROM ECOLOGICAL ENCOUNTERS REMEMBRANCES

Lucas is a cross-disciplinary media design researcher, investigating Ecological Encounters and how multispecies interactivities can lead to critical design with focus on media devices and toy design. As PhD funded by KEIO-SPRING, Lucas is focusing on design innovation based on human made disasters and ecological preserved areas (e.g. Minamata and Koshiki Island, Japan), developing novel approaches on how to connect nature, history and contemporary human development.

理工学研究科 大谷 豪

画像超解像におけるデータセット構築の再考

本研究では、超解像におけるデータセット構築方法の確立を目標としている。これを達成するために、超解像の学習に必要な要素の解明し、得られた知見を基にデータセットの構築に取り組んでいる。博士号取得後は、企業の研究者として画像復元分野の問題に取り組むことを視野に入れている。