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経営管理研究科 久保田 良貴

企業経営における経営者のエージェンシー問題に関するゲーム理論等による会計研究

With over a decade of experience in the workforce, my aspiration is to forge a dual-path career as a researcher and a contributor to executive education. My goal is to apply academic research in practical settings, particularly in business leadership and management training. This approach not only bridges the gap between theory and practice but also enriches the professional development landscape. By integrating insights from my research with real-world business challenges, I aim to foster a culture of continuous, practical learning that benefits professionals at all levels.

経営管理研究科 酒井 秀信

事業報告書等に着目した医療法人の経営状況の可視化と改善に関する研究

研究では、大きな柱として、ヘルスケアと経営を交えたものを取り扱っています。ヘルスケアの分野においては、DX(Digital Transformation)化や、医療費や薬価の抑制と持続可能な国民保険を両立するあり方の議論など、多くの動きが起きています。ヘルスケアを取り巻く環境が変化する中で、各利害関係者が取り残されることなく経営に取り組めることを支援できるような研究を進めています。

健康マネジメント研究科 舩戸 真衣

がん薬物療法を受ける高齢肺がん患者の症状クラスターに対するセルフケア支援に関する研究

申請者は、高齢進行肺がん患者のセルフケア支援の開発を研究課題としている。本研究課題の解決にむけて、がん看護分野だけでなく、腫瘍内科医や薬剤師など多職種と連携して研究に取り組み、支援の開発を目指す。また、申請者は研究活動を通して得た看護の重要性や研究の必要性を教育に還元したいと考えている。よって、卒業後は研究を継続しながら、看護学生の基礎看護教育に携わっていきたいと考えている。

システムデザイン・マネジメント研究科 リュウ ハン

博物館・美術館に展示空間設計のために VRによる応用に関する研究

本研究は、博物館の展示空間設計におけるVRの活用に焦点を当てている。VRをインタラクティブな空間のスケッチおよびシミュレーションツールとして使用するデザインアプローチを提案している。主な目的は、デザイナーがVRを用いて来場者の視点から空間の構造をデザインすることである。この分野でのキャリアの展望は、博物館や展示のデザイン、VR技術の開発、ユーザー体験の研究などに影響を与える可能性があり、有望と思われる。

システムデザイン・マネジメント研究科 セキ ウンエイ

放牧牛の行動把握と予測のための衛星測位・地球観測データを用いた畜産支援システム

将来は引き続き「動き」や「センシング」に関する研究を行いたいと考えています。また、在学中に学問分野をまたいだ交流、そして成果の社会実装の重要性を実感し、今後ともこのような活動を推進していける力を身に付けつつ、自身の研究をより有意義な物にしていきたいと考えています。

健康マネジメント研究科 中村 学

運動施設における地域在住高齢者向けマルチコンポーネント身体活動の社会実装研究

今後機会があれば本研究のコアコンテンツを応用した社会実装を目的としたスケールアップ研究を進めていきたい。また産官学連携の研究に研究者としても貢献したい。

健康マネジメント研究科 堤 史織

疫学および人類学的アプローチを両輪とする物質依存者への効果的な支援に関する研究

物質依存者の治療と支援のアクセス率の向上と脱落率の低減に向けた研究に取り組んでいる。国内での疫学研究と海外でのハームリダクション支援のフィールド調査を行い、効果的な治療法や支援システムの開発に貢献することを目指している。

健康マネジメント研究科 田上 紀代美

家族介護者における社会的孤立要因の検討 ―社会生活基本調査匿名データの利活用―

在宅介護が推進される中で、家族介護者(ヤングケアラー含む)の生活構造から生活の実態を明らかにすることは非常に重要である。博士後期課程での研究は、社会生活基本調査名データである公的ミクロデータを用いて、生活時間から介護による負担によって他の生活時間にどのような傾向がみられるかを検討し、社会的に孤立状態となるようなリスクのある生活を送る人を特定して、孤立予防や支援・対策の一助となることに寄与したいと考える。

政策・メディア研究科 吉田 桃子

地図デザインによる世界観の表現のための実践的研究

空想地図を対象に地図が喚起する想像力について研究し、そこから、読者が想像力を広げていくための地図の読解方法の設計をおこなっています。将来的には多くの方にこの方法論を使ったワークショップを体験してもらい、地図から新しい世界の見方を再発見してもらいたいと思っています。