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経済学研究科 金山 雄樹

⽣理の貧困と、⼥⼦児童への教育:カンボジアでの学校単位のRCT

博士課程修了後は、まだ迷っているものの、大学もしくは研究機関の研究者になりたいと考えている。しかし、最近では民間・政府・非政府組織などでも研究系の職が増えてきており、そのような機関であれば、普通では利用できないようなデータを利用できる可能性があるので、そのような選択肢も検討している。

文学研究科 篠﨑 大河

幻想主義的アプローチによる意識の価値論

分析哲学の手法を用いて意識の価値について研究しています。一般に意識はそれ自体として価値を持つと考えられています。この考えは倫理学においても、意識を持つ動物を傷つけてはならない理由として挙げられ、重要であると言えます。また、意識を持ちうるAIや人工的な脳細胞の作成技術の発展に伴い、意識の価値の重要性は近年さらに増しています。これらの主題について哲学と経験科学、社会が連携できる場の構築を目指しています。

文学研究科 松村 美里

アメリカ女性SF作家によるポスト・ヒューマン表象が開く「人間」の倫理的可能性

プラトンから現代に至るまで、思想・政治・科学が規定する「人間」は自律した主体とみなされる西洋白人男性を軸に規定され、人間と非人間の境界は度々暴力を実体化してきました。「人間」の境界を問う想像力の宝庫であるSFというジャンルをマイノリティの視座と接続する私の研究は、文学研究の枠を超え、科学や倫理、政治哲学の面からも、より多様な人々の声に満ちた共生社会に繋がる新たな価値を創出することを目指しています。

文学研究科 植村 遼平

オリヴィエ・メシアンの初期作品における「移高の限られた旋法」

20世紀フランスの作曲家、オリヴィエ・メシアンの作品を研究しており、将来は大学での研究職を希望しています。留学を含めた様々な活動に本プロジェクトを活用し、着実にキャリアを形成していく所存です。また、専門雑誌での執筆にも力を入れており、現在の研究を多様な形で社会に還元していきたいと考えています。