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理工学研究科 櫻井 杏実

未利用海洋細菌の簡易選抜を起点とする新規天然物の探索

天然物化学を基盤に、未利用生物資源を対象とした分子系統解析を取り入れた新規天然物の探索研究に取り組みます。さらに、発見した新規天然物の価値を見出すことで、創薬や生命科学への応用につなげていくことができる研究者を目指しています。

理工学研究科 榎本 晃大

放射光X線分光を用いた作動中触媒反応場の実時間観測による反応機構解明

二酸化炭素や水は、ただ混ぜただけではほとんど反応しませんが、触媒を用いることで有用物質へ変えることができます。私は、こうした触媒反応がなぜ起こるのかを明らかにするため、放射光を用いた最先端の分析手法・装置を開発し、反応中の触媒状態を直接観測する研究に取り組んでいます。将来的には、触媒反応解析を軸とした、触媒設計の新たな枠組みを築き、カーボンニュートラル社会の実現に貢献したいと考えています。

理工学研究科 濱田 瑞貴

場の理論に基づく量子臨界状態を用いた普遍的な量子精密計測技術の構築

量子多体系における臨界現象やエンタングルメントを、場の理論を用いて研究しています。とくに、量子臨界状態がもつ普遍性を活かし、量子精密計測や量子情報への応用につながる理論の構築を目指しています。

理工学研究科 丹治 晃良

ダイナミクスシミュレーションを用いた量子機械学習アルゴリズムの開発

量子ダイナミクスを活用した機械学習アルゴリズムを開発し、量子データを量子コンピュータ上で解析する基盤の構築に取り組む。将来は量子アルゴリズムの研究と実装を担い、物性、化学、通信分野における量子技術の社会実装に貢献したい。

理工学研究科 鈴木 温義

ニッケル系複合アニオン層状化合物超伝導体におけるデータ駆動型物質探索

理工学部物理情報工学科神原研究室にて「ゼロ抵抗の電線」や「核融合炉」への応用を見据えた超伝導材料の研究を行っています。
物質探索の観点から、研究や社会の枠組みを変革する研究を目指しています。
現在は物質合成を主に、測定や理論計算などの研究しており、過去の実験事実から実験の指針を得るデータ駆動型の研究に興味を持っています。
将来は社会実装まで含めた、俯瞰的・横断的な視点を持つ研究者を目指しています。

理工学研究科 内山 天満

XRとLLMによるマルチモーダル意図認識を活用した自然なスマートホーム操作の実現

私は、ARグラスとAIを組み合わせ、音声だけでなく視線・ジェスチャー・空間的な位置関係といったマルチモーダル情報を用いて、人がAIとより直感的にコミュニケーションできるシステムの実現を目指しています。特に、AIを単なる支援ツールやパートナーとして扱うのではなく、ARを通して人間の知覚や理解能力を拡張する「人間拡張(Human Augmentation)」の手段として活用することに関心があります。

理工学研究科 髙? 悠太

表面ひずみによる原子層二次元半導体の励起子の偏光情報の動的制御

本研究では,わずか原子3層分という究極的に薄い二次元半導体からの発光の偏光状態が持つ「符号」の情報を,動的に伝搬する表面ひずみを用いて長距離輸送し,光で識別することを目的とする.偏光の「符号」のひずみエンジニアリングを開拓し,低消費電力な次世代情報デバイスの実現に向けた研究を行う.

理工学研究科 池田 和真

FWLデータ解析に基づく革新的な次世代3Dセンサ技術の創出

LiDARは自動運転の物体認識・自己位置推定を支える中核センサだが、レーザを発射して反射光を受光し測距を行う仕組み上、鏡やガラス等の反射物が多い環境で誤った測距結果を出力してしまう。特にガラス反射によって本来存在しないはずの点群(ゴースト)が生成され、誤った3D形状が生まれてしまう。従来のLiDAR内部デジタル信号処理だけではゴーストを分離する情報が欠けるため、ルールベース信号処理ではこの問題を解決できなかった。ゴーストにより障害物等の誤認識が誘発され、渋滞や接触事故の直接的な要因となり得てしまうため、LiDARの環境耐性向上はレベル4自動運転実現の最優先課題と位置付けている。本研究では、“Full-Waveform LiDAR(FWL)データ”を直接活用し、実点群とゴースト点群を判別する深層学習を活用したLiDARシステムを世界で初めて提案する。従来比100倍のデータ量を含む大規模FWLデータセットを構築・公開し、信号処理中心のLiDARから、“FWLデータ”を直接推論可能な深層学習モデル一体型の次世代LiDARへの転換を目指す。