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理工学研究科 若林 拓未

Si導波路-光ファイバ間接続に向けたポリマー光導波路の作製

私の研究は、半導体基板上での光通信を可能にするポリマー光導波路を開発し、光ファイバとSi導波路の接続技術へ応用することである。AIや機械学習を支えるデータセンタの消費電力が社会課題となる中、電気配線の光配線への置換が求められている背景がある。本研究では、半導体製造技術との互換性を重視し、産業界と連携しながら実装を見据えた研究を進める。欧州の研究機関や電気通信メーカーとの共同実験を通じ、光デバイスの精度向上に貢献する。博士課程修了後は、エレクトロニクス産業で分野横断的に研究開発を行うことを目指している。欧州では材料開発から組み立てまでの一貫した研究体制があるが、日本では協業が進んでいない。研究成果を産業に結びつける壁を越え、横断的な視野を持つ研究者として貢献したいと考えている。

理工学研究科 チェン ティンハオ

コヒーレント・ラマン散乱によるノルアドレナリンを介したニューロンダイナミクスのラベルフリーイメージング

本研究では、ノルアドレナリンの結合ダイナミクスを解明し、標的特異的な治療法の開発を行う。Coherent anti-Stokes Raman Scattering (CARS) 顕微鏡を用いた神経伝達物質のリアルタイム観察技術を確立し、神経科学や薬理学の新たな研究手法を提案する。将来的には、生体内代謝の可視化技術を発展させ、疾病の早期診断や個別化医療への応用を試みる。また、この技術をがん診断や外科手術の精度向上にも活かし、医療の革新に寄与したい。研究者として学術と臨床をつなぎ、医学・生命科学・生物物理学の発展に貢献することを目指す。

理工学研究科 國分 淳之介

スケーラブルな光テンソルコアの研究とその社会実装に向けたシステム開発

本研究では,AIのさらなる大規模化と需要の増大に備え,発熱を伴う従来の電気回路に代わって,光回路による超低消費電力なAIアクセラレータの開発と社会実装を目指す.光電融合による省エネ社会の実現を推進する研究者として,また複数の分野にわたって包括的に知識を運用し,我が国の知的財産獲得に貢献できるジェネラリストとしてのキャリアアップを目指す.

理工学研究科 近藤 眞岬

バイポーラ膜中の水の解離条件に関する理論研究

バイポーラ膜は水の解離を促進させる働きを持った膜であり、工業廃水から金属を回収する技術や塩水淡水化プロセス、燃料電池などに使われています。私の研究では、バイポーラ膜が水の解離を促進させるメカニズムを解明し、さらに高性能なバイポーラ膜を設計することを目指します。

理工学研究科 石原 誠

W状態を用いた長距離・高性能な装置無依存型の多者間量子鍵配送

量子鍵配送は絶対に解読できない安全な暗号通信を可能にする技術として注目を集めています。私はW状態と呼ばれる量子力学的な性質を持つ光を利用することで、従来提案されてきた量子鍵配送方式よりも長距離で暗号通信を行うことができ、かつ高性能な新規方式の実現を目指しています。

理工学研究科 孟 凡

High-Performance Heat Sinks via Enhanced Phase-Change Cooling: The Role of Surface Nanostructures

将来のキャリアにおいて、私は自身の言語能力と文化的理解、国際的な協力の架け橋となることを目指している。私は中国語、日本語、英語に堪能であり、中国と日本の文化にも深い理解を持っている。これらの多言語能力と文化間の洞察は、異なる背景を持つ研究者や企業間のコミュニケーションを円滑にし、より効果的な協力を実現するための貴重な資源である。
具体的には、最新の研究成果を産業界に迅速に適用し、実践的な解決策を提供することで、両国の技術革新を推進する。さらに、国際会議や共同研究プロジェクトを通じて、日本と中国の研究者間のコラボレーションを深め、新たな科学技術の開発に貢献することも重要な役割と考えている。このような活動を通じて、国際的な課題に対する効果的な解決策を模索し、より持続可能な未来のための基盤を築くことを目指している。

理工学研究科 吉岡 佑馬

がん細胞の血管擬態形成のメカニズム解明

がん細胞の血管擬態について研究している。がん細胞は増殖に必要な酸素や栄養素を得るために、血管に類似したネットワーク構造を形成する「血管擬態」を引き起こす。様々ながん種において血管擬態形成することが報告されているが、詳細なメカニズムは判明していない。本研究では遺伝学的アプローチや薬理学的アプローチにより、血管擬態形成メカニズムを解明する。