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健康マネジメント研究科 若林 那於

パレスチナ女子大生の月経の知識・態度・実践・ヘルスリテラシーとの関連:混合研究法

“私は修士課程に引き続き、困難な環境下にあるパレスチナの若年女性を対象に、「月経の健康」に関する研究を行っています。
具体的には、彼女たちの月経に関する知識や態度、実践が、その地域の文化や価値観、周囲との関係性、情報支援によっていかに形成されるのかを明らかにすることを目指しています。特に、ヘルスリテラシーが月経の健康を促進する鍵となるのか、そのメカニズムに注視しています。
月経の健康は、個人・コミュニティのwell-beingや性と生殖に関する健康、公衆衛生、社会学など多領域が交差する課題です。博士課程での研究を通じ専門性を深め、将来は国内外で思春期・若年女性の健康増進に貢献したいと考えています。”

健康マネジメント研究科 羽島 大貴

カーリングのデリバリー動作:健全な育成に向けた障害予防に関する基礎的研究

カーリングのデリバリー動作におけるバイオメカニクス的特性を年代別に比較し、育成年代の関節角度や関節角速度といった運動学的指標、ならびに動作全体の運動戦略に及ぼす影響を明らかにすることで、育成年代の障害予防に貢献する基礎的な知見を提供することを目指す。

健康マネジメント研究科 ヌライニ

Religious needs, social support, and psychosocial wellbeing among Indonesian Muslim workers in Japan

My research focuses on religious needs, social support, and psychosocial wellbeing among Indonesian Muslim workers in Japan. I aim to bridge research, policy, and community practice by applying scientific evidence to real-world settings. Through collaboration with educational institutions, community organizations, and policymakers, I seek to promote inclusive and culturally responsive health systems. In the long term, I aspire to contribute as an academic leader by mentoring future healthcare professionals and strengthening research capacity to support diverse populations.

メディアデザイン研究科 朱 宇凡

AI-mediated Full-Body Co-Embodiment for Motor Skill Learning

ZHU is a Human–Computer Interaction researcher working at the intersection of embodied cognition, haptic technology, and reflective practice. His research investigates how tactile and motor experience can be captured and shared through interactive systems. A central contribution is EmbodyCraft, which enables practitioners to replay and reflect on another person’s embodied experience in craft contexts such as pottery, opening new possibilities for how tacit knowledge is understood and shared. His work further examines human–AI collaboration and shared control in multi-agent interaction. Alongside his research, ZHU maintains a creative practice in VJing and audio-reactive visuals, reflecting his commitment to understanding how people perceive, act, and engage with the world.

システムデザイン・マネジメント研究科 妹尾 友理

がん患者への心理的前向きを媒介とした就労支援:デジタルピアサポートの有効性の検証

私は臨床で看護師として経験を積み、また現在は1人のがんサバイバーとして様々な社会の課題に直面しているうちの1人です。耳障りの良い言葉としてではなく、本当の意味での「がんとの共生」を目指すためにも、がんサバイバーの経験や、思いを研究を通して明らかにしていきたいと考えています。

政策・メディア研究科 王 鑑

認知の戦場――香港における文化冷戦の展開(1949〜1967)

“本研究は、冷戦期(1949 年~1967 年)香港における文化冷戦の実態を明らかにする冷戦史研究である。本研究を通じて、香港における「文化冷戦」の全体像を解明し、その効果を評価することを目指す。これにより、単一の主体およびその政策過程に過度に焦点を当ててきた従来の文化冷戦研究を補完し、文化冷戦の効果をより包括的に評価することを試みる。
現在、海外における史資料調査を進めている。”

政策・メディア研究科 ナフェサ パルハティ

物語に表れる人間と自然の関係における価値意識―東アジアの少数民族間の口承文学の比較を通じてー

本研究では、東アジアの少数民族における口承文学を対象に、物語に表れる人間と自然の関係に関する価値意識について比較検討を行っています。とりわけ、ウイグルとアイヌの語りを中心に、それぞれの物語がどのように人間と自然の関係性を構築し、いかなる世界観や価値観を提示しているのかを明らかにすることを目的としています。一次資料の収集と分析を通じて、異なる文化的背景のもとで形成された自然観・人間観の多様性を提示し、口承文学研究および文化人類学的議論への貢献を目指しています。

政策・メディア研究科 谷口 朝洋

3D プリントのための最適インフィルの生成アルゴリズムに関する研究

3Dプリンタが可能にする「内部構造」の可能性に着目し、従来の「外形」中心の設計を超え、機能に基づき内部を最適化する手法を確立します。これまで設計対象外だった「内部」を新たな領域と捉え、設計可能領域を拡張することが私の目的です。理論の構築からソフトウェア実装までを一貫して行い、将来のものづくりを支える基盤の構築を目指します。

政策・メディア研究科 山口 桃佳

知的障害者家族の「文化」――ケアを社会へ拓く理論的知見の応用

私はケアの社会化が進む中で、家族が抱え込みに固執する要因を、知的障害者家族にある共通の〈文化〉という視座から解明しています。母親にケア責任を帰すジェンダー規範を解体し、その責任を社会へ分散・共有する理論を構築すると同時に、一般社団法人を設立して障害者アートの事業化等により知見を実装します。このように研究と実践を往還することで、親子がそれぞれの人生を幸せに歩める新たな共生の基盤を築くことが私の使命です。