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薬学研究科 三原 貴之

実臨床に即したCDI治療法の確立並びにCDI罹患時の薬物動態評価

将来は、薬剤師の立場で、実臨床で起きた課題に対し研究を通して解決に導き、臨床現場に還元できる Pharmacist-scientistを目指している。卒業後は大学病院に就職し、臨床現場の課題を研究により解決できるスキルを身に付けたい。将来は大学教員として教育の現場に戻り、臨床現場の経験を基にして、実臨床で求められる医薬品開発、新規薬物療法のエビデンス構築を学生と共に行い、医学・薬学教育に貢献したい。

薬学研究科 髙橋 菜々子

抗炎症作用を有する漢方薬の移植片対宿主病に対する有効性と作用メカニズムの研究

私の目標は漢方薬の応用によるアンメットメディカルニーズの解決です。漢方薬は古くからあるにもかかわらずエビデンスに乏しいとされています。そのため、エビデンスの構築と共に有効な対処法のない疾患の治療法を確立したいと考えています。将来的に、製薬企業や他の大学と連携し基礎的な面から、あるいは自身が病院薬剤師となって他の病院と連携しながら臨床的な面からエビデンス構築に貢献したいと思っています。

薬学研究科 櫻井 拓也

1原子欠損完全平面芳香族分子群の合成とその物性評価

医学研究科 藤本 真央

DNAメチル化解析に基づく上部尿路がん新規非侵襲的診断法開発

尿検体におけるDNAメチル化解析に基づいて、臨床的に診断困難である腎盂・尿管がん(上部尿路がん)の新規非侵襲的診断法を開発することを目的とした研究を行っている。本研究で開発した新規診断法の医療実装のため、対外診断用医薬品として製品化を予定する企業に、策定した標準手順書を提供し、ともに受託検査開始準備を行っている。

医学研究科 伊津野 舞佳

老化ヒト細胞を用いた神経変性疾患モデル細胞の構築と薬剤探索

研究は、これまでの認知症研究で難しいとされてきた、発症予防や発症後に対して薬効を示すタウ標的薬剤の開発に発展させたい。また、医学基礎研究と臨床医学の連携を実践できるような人材に成長したいと考えている。

医学研究科 張 ムテイ

痛み恐怖記憶による痛み増幅機構の可視化と新規鎮痛標的の探索

After working as a clinical anesthesist and an attending physician in Shanghai, China for 7 years, I finally have the chance to come to Japan and begin my PhD. program, which is my dream for all the time. Then, I paid my full passion and execution to explore the attractive research world. As a researcher, it is important to pursue the expansion of knowledge and insights in my own research area, as well as contribute to academia through new discoveries and the development of technology. Applying one’s own research outcomes and insights to society and positively impacting real-world problems and social issues is every researcher’s expection. And in the future far away, I may aim to focus on how my research contributes to medical and societal changes.

医学研究科 八木沼 瑞紀

腸内細菌叢の「乱れ」に着目した移植片対宿主病の新規治療法の開発

採択期間を通じて腸内細菌叢に対するアプローチを広く学び、様々な疾患に対する新規治療、創薬のヒントを導き出せるような研究を生み出していきたいです。

医学研究科 中原 俊矢

着床前胚で特異的に発現する内在性レトロウイルスERVKの機能解析

大学教員、研究者

医学研究科 北間 聖名

オルガノイド培養技術を用いた甲状腺再生研究

本研究が組織採取や疾患モデルの開発が問題となる様々な疾患の新たな研究・治療戦略開発の一助になればと思う。自身の将来像としては、今後も実際の臨床現場に赴き問題点に対峙することで、患者および医療現場のニーズに沿った新たな診断・治療法開発のアイデアを生みつつ、他分野の人材とも連携し、より大きな規模の研究を主導できる立場になり、様々な研究者のアイデアを社会に生かせるような仕組み作りに寄与したい。