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理工学研究科 戸塚 望

ホヤ変態開始時から尾部退縮期までの時空間シグナル伝達機構の解析

私は将来、企業のバイオ系研究者として働きたいと考えている。私の目指す研究者像は、自分で実験して集めたデータをビッグデータのように集積し、そこからプログラミングやAIを活用して解析し過去のデータと統合することで、今までにない知見を生み出す研究者である。現在博士課程で実験技術を学びながら、独学で情報技術の勉強も行っている。ウェットな実験とドライな解析の二本柱を強みとして社会で活躍していきたい。

理工学研究科 上田 栞

フォーカルスタック画像処理がもたらす撮像から表示処理までの利用価値の創出

深い専門性と幅広い知識によって、画像の多角的な利用価値を創出する研究者になることを目指しています。これまで、機械学習と三次元画像処理の分野で専門性を磨きました。また、共同研究や研究インターンシップを通じて多様な研究テーマに挑戦し、幅広い知識を身につけました。博士課程では、専門性を更に深めるとともに、海外留学や長期インターンシップの経験を積み、より広い視野を持つ研究者へと成長したいと考えています。

薬学研究科 大野 由紀子

遠隔服薬指導と服薬アドヒアランスに関する研究

私は、医療文書から病名・症状を抽出できる AI システムの開発を行っている。このシステムを応用することにより、医薬品副作用の早期発見を通じて、薬物療法における患者の負担軽減・QOL 向上を図る副作用モニタリング方法を探索している。将来は医療現場とシステム開発会社の橋渡しの役割を担うことで、医療現場への AI システム導入を推進し、医療従事者の負担軽減、医療の質の向上を実現したい。

薬学研究科 伊藤 千尋

タンパク質の固有特性を利用した抗がん剤及び一酸化炭素ナノ輸送体の創製と有用性評価

生理活性ガスと抗がん剤の共輸送体の創製研究をはじめ、ドラッグデリバリーシステム (DDS) を基盤とした創薬研究に取り組んでいます。将来は研究者と薬剤師の2つの視点から臨床現場のニーズに沿った創薬研究を展開し、研究成果を医療現場へ還元することを目指しています。

薬学研究科 春名 俊志

エピジェネティクスを介したがん悪性化の機構とその制御に関する研究

私は、がん研究を通して世界の医療に貢献したいと考えており、将来はアカデミアでの活躍を目指しております。私の所属する研究室では、DNA修復応答を専門としながら、DNA損傷依存的な免疫応答の解析を行っております。私は、特にがん微小環境に着目し、化学放射線療法によって生じるDNA損傷応答が、がん微小環境に与える影響を明らかにすることで、新たながん治療の開発に繋げたいと考えております。

薬学研究科 鈴川 真由

がん薬物療法における抗ヒスタミン薬による前投薬の最適化に関する検討

本研究を通じて、患者により安全かつ有効な薬物治療を提供し、QOL向上に資するエビデンスの構築を目指している。また研究活動に主体的に取り組み、問題解決能力を養うことで臨床現場において新たなエビデンスを創出できる薬剤師になりたいと考えている。今後も疫学研究を通じて薬物治療の有効性や安全性を検証し、医療現場に還元したいと考える。

薬学研究科 奥田 賢

化学放射線治療後に生じるPD-L1およびHLA classIを対象とした免疫応答性リガンド発現機構の解析

申請者はがん治療の開発改善を目標として博士後期課程に進学し、自身の研究分野に対する理解を深めている。将来はがん治療に関わる企業や官庁で、研究者としてリーダーシップを発揮できる人材を目指している。そのため、生物研究に対する世間のニーズを把握し、広い視野で研究の方向性を見出せる能力を身につける必要があると考えており、学会、研究会での研究成果の発表などを介して、今後の研究活動をより豊かにしていく。

理工学研究科 志方 鴻介

マルチラテラル力覚共有のための運動制御・情報通信における基本構成要素の設計と合成

ロボットに力覚を与える(与えられる様々な力を感知・応答する)力制御と,軌道追従制御を組み合わせた制御法とその活用に関する研究を進めている。ロボットの滑らかな動作の実現と,ロボットを人間の技能・感覚を共有するためのデバイスとして発展させることが目標であり,研究で得た知見を基に社会への実装を進めたい。電気・機械・情報などの工学の広範な領域に精通した人間として,学術的に貢献することにも興味を持っている。