希土類元素(レアアース)を用いた材料は、元素ごとに特有の機能を発現する。一方で、鉱石中に含まれる多種の元素を相互分離するには、従来、環境負荷の高い多段階の工程が必要であった。そこで本研究では、近年発見された特定の希土類元素と選択的に結合するタンパク質に着目し、分子シミュレーションなどの手法を用いてより高い元素選択性をもつタンパク質を探索することで、新たな分離材料の設計につなげる。

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理工学研究科 仁井山 瑞歩
特異ながん細胞感受性を示す新規海洋天然物の作用メカニズム解明
将来の進路として、大学での研究・教育、公的研究機関、企業での研究開発など、幅広い選択肢に関心を抱いています。博士課程では自身の専門性をさらに深めつつ、各進路の特徴や可能性を理解し、将来的に最も適したキャリアを主体的に判断していきたいと考えています。いずれの進路においても、研究で培った課題設定力や専門性を基盤に、分野横断的な連携を通じて社会的価値の創出に貢献することを目標としています。
理工学研究科 妹尾 一樹
植物ホルモンCLE2の糖鎖修飾に基づく構造活性相関研究と新規農薬リードの創製
本研究では、植物特異的な糖鎖の翻訳後修飾を有する植物ホルモンCLE2に着目し、糖鎖修飾に基づいた構造活性相関研究および新規農薬リードの創製を行う。
理工学研究科 丹治 晃良
ダイナミクスシミュレーションを用いた量子機械学習アルゴリズムの開発
量子ダイナミクスを活用した機械学習アルゴリズムを開発し、量子データを量子コンピュータ上で解析する基盤の構築に取り組む。将来は量子アルゴリズムの研究と実装を担い、物性、化学、通信分野における量子技術の社会実装に貢献したい。
理工学研究科 鈴木 温義
ニッケル系複合アニオン層状化合物超伝導体におけるデータ駆動型物質探索
理工学部物理情報工学科神原研究室にて「ゼロ抵抗の電線」や「核融合炉」への応用を見据えた超伝導材料の研究を行っています。
物質探索の観点から、研究や社会の枠組みを変革する研究を目指しています。
現在は物質合成を主に、測定や理論計算などの研究しており、過去の実験事実から実験の指針を得るデータ駆動型の研究に興味を持っています。
将来は社会実装まで含めた、俯瞰的・横断的な視点を持つ研究者を目指しています。
理工学研究科 髙? 悠太
表面ひずみによる原子層二次元半導体の励起子の偏光情報の動的制御
本研究では,わずか原子3層分という究極的に薄い二次元半導体からの発光の偏光状態が持つ「符号」の情報を,動的に伝搬する表面ひずみを用いて長距離輸送し,光で識別することを目的とする.偏光の「符号」のひずみエンジニアリングを開拓し,低消費電力な次世代情報デバイスの実現に向けた研究を行う.
理工学研究科 伊牟田 航基
高配向NVセンターを含む高品質単結晶ダイヤモンドニードルの作製と評価
ダイヤモンド材料研究を通じて、次世代の超高感度センサである「量子センサ」の実用化・応用高度化に貢献することを目指しています。博士課程において材料作製から評価まで一貫した研究能力を磨き、学位取得後は国の研究機関において研究に従事したいと考えています。将来的には、生涯にわたって自ら手を動かし続け、現場に根ざした研究を推進する研究者となることを目指しています。
理工学研究科 伊藤 貴裕
MEMSを用いた再構成可能なモアレフォトニック結晶共振器の研究
私はモアレフォトニック結晶を研究しています。半導体などの誘電体に周期構造を導入したフォトニック結晶は光を遅らせたり、回折限界まで閉じ込めるといったことが可能です。私はこれに「モアレ超格子構造」を導入することで光の新しい性質を発見し、新奇物理の開拓を目指します。
医学研究科 耿 一枝
生物発光技術を活用した脳細胞内酸素化の可視化と脳保護のための循環管理最適化の探索
I am a PhD student in anesthesiology at Keio University, working with OxyBLI technology to investigate neurovascular and metabolic dynamics in the brain. My research focuses on how surgical stress and inflammation affect cerebral oxygenation and neural activity. By combining advanced optical imaging with disease models, I aim to uncover mechanisms of brain dysfunction and contribute to the development of monitoring and therapeutic strategies for perioperative care.