本研究では、トランスポーターの単分子輸送活性と組織における発現量を統合し、各臓器における基質取り込みを算出するボトムアップ予測モデルの構築を目指す。将来的には、本研究で確立したハイスループットかつ高精度なモデルを基盤として、in vitro 研究からトランスポーター基質薬の体内動態を予測する方法論を確立することにより、医薬品開発の効率化や、臨床現場における医薬品適正使用情報の創製に貢献したい。

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薬学研究科 関羽 広和
N 型糖鎖付加がもたらす P-糖タンパク質の機能変動の解析
本研究を通じて、薬剤曝露や疾患に伴う生理機能変化と薬物の体内動態変動との関連を明らかにすることを目指す。このことは、ヒト体内における薬物動態変動の定量的予測や、多様な背景を有する患者さんに対する薬物治療の最適化に向けた、臨床上重要なエビデンスの創出に繋がると考える。今後も研究活動や学会発表を通じて、研究遂行能力や発信力の向上に努め、世界の医療に貢献できる研究者を目指したい。