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医学研究科 上野 愛華

⽪膚恒常性におけるマイクロバイオーム: Staphylococcus aureus が⾓層 pHを介して宿主脂質代謝と⽪膚バリアの完全性をどのように調節するか

My research focuses on identifying novel therapeutic strategies for skin diseases, combining cellular and molecular approaches to better understand disease mechanisms and develop targeted interventions. I am particularly interested in translating these findings into practical applications within the skincare industry. In the future, I aim to contribute to product formulation in a skincare company, leveraging scientific insights to develop effective, evidence-based treatments that improve skin health and alleviate current socioeconomic burdens related to skin diseases.

医学研究科 粕谷 仁美

パーキンソン病に対する免疫細胞療法の開発

がんや脳疾患に対する新しい免疫療法の開発を目指し、腫瘍や脳疾患の病態理解と治療法の検討に取り組んでいます。基礎研究で得られた知見を将来的に臨床応用へとつなげ、患者さんの治療選択肢の拡大に貢献できる研究者を目指しています。

商学研究科 與那覇 優棋

労働市場の分断解消に向けた制度設計:労働政策の意図せざる副作⽤の解明と実証分析

労働経済学の視点から、日本の非正規雇用や労働市場の制度(無期転換ルールや同一労働同一賃金など)の実証分析を行っています。パネルデータと理論を用いて政策効果を検証し、多様な人材が活躍できる公正な労働市場の実現に貢献することが目標です。将来は大学等の研究機関で学術研究を深めつつ、政府機関や民間企業との連携を通じて、研究成果を実際の制度設計や社会課題の解決に活かせる研究者を目指します。

商学研究科 清水 瞳美

サービス原価企画研究の概念フレームワーク―アテンションベースドビューの視点から―

持続的競争優位の源泉のひとつと言われる原価企画の研究は製造業が中心であり,サービス業における原価企画の研究は十分とは言えない。そこで本研究では,サービス業の原価企画をアテンションベースドビュー(ABV)の観点から分析することで,一連の注意の分配による意思決定メカニズムの解明を目指す。
今後のキャリアとしては、大学教員となり、研究活動と教育活用にバランスよく取り組みたいと考えている。

社会学研究科 後藤 卓

重力作用を組み込んだヒト三次元運動制御モデルの構築

私は、ヒトの運動を単なる身体の動きではなく、環境をふまえて選ばれる行動として捉え、研究しています。なかでも注目しているのが重力です。重力は手を伸ばす・物を運ぶといった日常動作に常に影響していますが、脳がそれをどのように見込み、動きを組み立てているのかは意外にも十分に明らかではありません。私は心理学の視点からその原理を解き明かし、人の動きを支える技術への応用にもつなげていきたいと考えています。

法学研究科 神元 究

⽇本のエコノミック・ステイトクラフト−その起源と発展過程、1979-91−

本研究の目的は、日本のエコノミック・ステイトクラフトの起源と発展過程を解明することにある。現在に連なる日本のエコノミック・ステイトクラフトの起源ともいえる1980年代に焦点を当て、その形成と変容の過程を歴史的に明らかにする。将来は、本研究を基盤として、産官学、国内外の別を問わず、自らの研究成果を社会に還元することを目標とする。進路としては、大学教員として研究・教育を担うことを軸に据えつつ、シンクタンクや外務省本省・在外公館、海外の研究機関への所属等を希望している。

法学研究科 リュウ シュガン

ポスト⾃然法論の模索̶̶H・プレスナーの哲学的⼈間学とポスト時代の思想の交差点から

「人間とは何か」、「これからの人間・非人間の関係をどのように変えられるか」という二つの問題を中心として研究を展開しています。将来は、研究者として法哲学の基礎理論を探究することに加え、その成果を社会や組織の意思決定の場面に結びつける役割を担いたいと考えています。とりわけ、人間と非人間が同時に関与する状況において、既存の法ルールや政策だけでは判断が難しい場面に対し、判断の前提そのものを整理し直す視点を提供したいです。新たな技術や社会状況に直面した際に「何を理由で、どこまでを正当と考えるのか」を理論的に整理し、組織が説明可能な形で意思決定を行うための思考基盤を提示できるキャリアを築いていきたいです。

法学研究科 本多 悠来子

動的で客観的な法解釈像の下で来るべき法務AIと我々の関係をいかに構築するか

AIと法解釈という切り口から研究しています。ここで法解釈とは、法の意味するところを理解・確定し、具体的な事件に当てはめることとしましょう。ところで、アルゴリズムや多くのデータに基づくAIはあらかじめ結論が決まっているという意味で客観的な裁きを実現するため、人間の法解釈より望ましい、という考え方があります。果たして私たちは常にこのような意味で客観性という言葉を使っているでしょうか。法における客観性の問題は古くから法律家たちの頭を悩ませてきました。私の研究は、答えがあらかじめ決まっていない問題に法律家が法解釈によって対処する法の動的な側面の理論的説明を試みます。具体的には、言語哲学や非形式論理学、認知言語学、現象学といった出身の文学部的な学問領域の知見を通じて、客観性の問題の解明をし、その先に人間の自律的で自由な在り方を見ようとするものです。将来は大学に限らず広く教育に携わりたいと考えています。