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医学研究科 成瀨 華子

健康都市住民における筋肉量と腎機能の関連:神戸研究

大学院入学前は行政保健師をしていました。興味・関心は「人々の健康を守ること」に一貫しています。博士課程では、修士課程に引き続き生活習慣病の疫学研究に取り組んでいます。住民コホート調査では、データの背景に長期間、研究に協力してくださっている多くの方々がいることを実感します。得られた大切なデータを、研究、論文にして社会に還元し、より多くの人々の健康維持・増進につなげることを目指しています。

医学研究科 ゲッティンジャ キャサリン

Myopia progression, dry eye, and presbyopia conditions and treatment in relation to quality of life

I am investigating the relationship between ocular conditions such as presbyopia, myopia, and dry eye and quality of life, including the interrelationship with other systemic conditions. I am also exploring animal models of diabetic retinopathy to better understand the disease pathogenesis and develop new treatments in humans. I have a Doctorate of Optometry and a Master’s in Public Health, so I am experienced in clinical practice and understand that side of the field. In the future, I hope to find positions that allow me to continue to research ocular conditions and improve patient outcomes.

医学研究科 喜山 公輔

グリア細胞が豊富に含まれる大脳皮質オルガノイドモデルの開発とマウス脳内への移植

ヒトiPS細胞から脳オルガノイドを作製する技術を身につけ、脳オルガノイドをマウス脳に移植する方法を確立した。現在、様々な脳オルガノイドモデルを創出することが可能になってきており、マウス脳への移植技術と組み合わせるとあらゆる疾患モデルを創出することができると考えている。神経変性疾患の原因究明や治療法の確立に向け、ヒトの病態に限りなく近いモデルを作製し、自分の研究成果を社会に還元していきたい。

医学研究科 内 良介

細胞間相互作用を介した脳皮質の形態形成解明

臨床医(小児科医、新生児科医)としてのバックグランドを持ちながら、脳発生に関わる基礎研究を行っている。大学院の間、脳の正常がどのように生み出されるかについての理解を深めつつ、その解明のための科学的考察能力、実験技術の習得を目指している。将来的には、正常脳発生のメカニズムを基礎に、新生児医療で問題となっている早産児の脳の変容のメカニズムの解明、ひいては治療の創出を行うことが究極の目標である。

医学研究科 北間 翼

光遺伝学と霊長類モデル動物の2つの新規モダリティを用いた内耳電解質制御機構の研究

私は臨床医と研究医の両方の視点から難聴治療に貢献できる医師になりたいと考えている。医学研究で得られた知見を臨床に活かせないか常に考えながら直接患者に還元することができ、また、実際の患者から医学的疑問を見つけて基礎研究につなげることができるという点で、臨床と研究を両立させることは大きなメリットを持つと考えている。難聴の病態解明および治療薬開発というビッグテーマで少しでも多くのことを明らかにしたい。

社会学研究科 牧田 小有玲

現代神社神道におけるジェンダー規範形成の過程

社会学研究科 中村 翔

フランスの非正規移民「サン・パピエ」の主体性にかんする社会学的研究

私は現在、日本の非正規滞在者(不法滞在者)について調査しています。日本の非正規滞在に関する研究は多くはなく、かれらに対する世論の見方は厳しい状況にあります。そのため、非正規滞在者の実情を皆さんに知ってほしいという思いで研究を進めています。私は研究者を目指していますが、入管を訪問したり、入管職員と交渉したりなど、支援活動も行っています。研究と支援、両方を通じて非正規滞在の問題を解決することが私の目標です。

法学研究科 山岡 陽輝

イスラーム主義組織「解放党」の研究──思想と活動に関する多角的検討を通して

現在、イスラーム主義組織「解放党」の研究に取り組んでいる。解放党は、目標や方法論等、一貫した思想を保持しながら、中東や東南アジア、欧米などグローバルに活動を展開している。またそれに伴って、各国の社会や政府との間にさまざまな関係性を生じさせている。本研究では、解放党を事例に、「地域」の枠組みを超えたグローバルなイスラーム主義組織の動態を、「地域研究」の手法を通して実証的に解明することを目指している。

法学研究科 樋口 惟月

現代市民社会における憲法の最高法規性と民法の社会基盤構築力との相克・分立・調和

主にフランス憲法と規範の段階構造を研究しています。現時点ではフランスに限定していますが、伝統的な憲法観の研究を通じて、現代グローバル社会における最高法規としての憲法の機能を考察していく予定です。