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政策・メディア研究科 温 雅芳

Exploring social resilience for urban flood disasters in China

My research directions are urban disaster risk reduction, social resilience, and community resilience. The research focuses on the combination of the humanities and natural sciences, and the integration of different research fields such as disaster education and economics, which contributes to improving the social resilience to urban disasters in Japan. For my career prospects, I hope to work in the disaster research institute in Japan or non-governmental organization such as the United Nations Office for Disaster Risk Reduction.

政策・メディア研究科 劉 一鶴

⽑沢東時代以降の中国政府改⾰: 何が政府機構の存続を決定するのか?

中国は党国体制の国であり、共産党は幹部の任命などの手段を通じて、国家の官僚組織を効果的に包摂している。しかし、膨大な官僚機構は、その専門性や「下から上への情報伝達」の性質により、共産党中央委員会が完全に掌握できない情報も持っている。現在、習近平政権は党の権力を強化し続けていることが観察される。しかし、彼がなぜそうするのか、どのような要因が共産党の統治能力を脅かしているのかを問い直さなければならない。報告者の博士研究は、共産党がどのように中国の急速に多元化する社会に対応し、利益によって対立しつつある中国官僚機構をどのようにコントロールしようとしているかを分析する。

政策・メディア研究科 近藤 はるか

オペラ歌唱における演奏スキルと⾳響特徴の⽐較分析研究

私は、ソプラノ歌手として、演奏活動を行いながら、どうしたら歌が上手くなるのかを科学的に解明するための研究を行なっています。これまでに歌唱の音響解析を行い、導き出された定量的な数値と、プロの歌手や指導者による主観的な演奏評価の関連性を明らかにし、国際学会での発表を行いました。人の心に響く歌を歌うための方法を解明し、私の研究が自身の歌だけでなく、声楽教育に活かしていけるよう努力を続けていきたいです。

政策・メディア研究科 プーデル ナミータ

都市部の中心部と周辺部のつながりを分析し、集合的な災害回復力を確立する視点:ネパール、カトマンズの事例

My research explores innovative solutions in the food and water system, linking urban and rural areas from a disaster resilience perspective. Delving into disaster resilience through a robust food and water system, my findings aim to contribute significantly to all developing countries and cities. Looking ahead, my career prospects center around the food and water sector, driven by a passion for enhancing sustainability and disaster preparedness. With a solid foundation in research, analytical skills, and a commitment to resilience, I am poised to make meaningful contributions to the advancement of disaster-resilient food and water systems.

政策・メディア研究科 岩井 恵利奈

語用論標識の多様化と周辺部

政策・メディア研究科 川島 寛乃

実空間における不規則かつ不完全なデータ増加に対応可能な継続学習

To effectively apply AI technology in the real world, AI models must continuously learn and grow by integrating new information while leveraging past knowledge. My research is Continual Learning and it aims to enable AI models to learn continuously in such environments. Specifically, I focus on the “Replay method”, akin to human note-taking, where a portion of learned data is retained for future learning. I investigate how much data should be retained for effective ongoing learning. Ultimately, I aim to apply this technology for societal benefit, contributing to the overall digitalization of society, including small-scale organizations and communities.

政策・メディア研究科 小金澤 圭吾

医療分野における規制改革の会議体の政策形成能力の分析と新しい規制改革枠組の構想

私は、研究者としてのキャリアを考えており、社会問題解決型の研究者として生きたい。
慶應義塾大学のJSTは、文理融合や分野横断型を重視しており、私がSFCで学んできた考え方と全く同じである。SFCでは「問題発見・問題解決」を重視している。社会問題が起きれば、それを分析し、真の問題点を明かす。そして、分野を超えて知見を総動員し、解決に導く。私は、分野の垣根を超えて、社会問題解決型の人材として、キャリアを築きたい。

政策・メディア研究科 龍花 慶子

ファッションの社会人類学——「ファッションをつくる」営みで社会に応答する人びと

現代日本におけるファッションのつくり手にみる「つくる実践」と「社会的つながり」について、人類学の視点から研究をおこなっています。自身で起業し、ファッションのブランドを立ち上げ、パリ・ファッションウィーク公式デザイナーとしてつくる実践をおこなってきた経験を踏まえ、学術研究とつくる実践の両面において知の生産に携わることが展望です。それを通じて、日本のものづくり文化の深化に貢献したいと考えています。

政策・メディア研究科 新田 莉生

自分なりの生き方を創造し、自身の特徴を活かした仕事で生活を営んでいく方法の探究と実践

将来は、生き方研究家という肩書きで活動していきたいと思っています。よりよい人生を歩むヒントになる機会を世の中につくっていくことを生業とできるように、研究と並行して取り組んでいます。JST博士に採択いただき、研究に専念できる3年間を頂けたことで、自分も将来研究助成金を出す機関を設立し、お金や環境が理由に学問が続けられない人に還したいとも思っています。同様の理由で、児童養護施設もつくりたいと考えています。