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政策・メディア研究科 佐藤 崚平

多様な主体の心理的資本に着目した農村計画論の実証的構築

本研究の先に見据える未来は、農業・農村の持続可能な社会である。その持続可能性を目指すには実に多様で複雑に絡み合う種々の要素への総合的なアプローチが求められる。故に、「多様な主体」が共に農業・農村を自分ごととして捉え、アクションを起こしていく必要がある。本研究はそのような未来を実現するための、端緒としての研究になることを目指している。

政策・メディア研究科 出利葉 拓也

記憶想起リズムの解析によるワーキングメモリ神経基盤の研究

政策・メディア研究科 杉野 広尭

片側脳半球による左右両上肢の直接的運動制御のヒトにおける検討

政策・メディア研究科 湯浅 拓輝

都市近郊の草地生態系における生物多様性指標としてのカヤネズミの有用性の検証

生物多様性条約第15回締約国会議の中で、「2030年までに生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せるための目標」が合意された。これを達成するためまずは各地域の生物多様性の現状を知り、2030年時点で達成できたのかを評価する手法が必要となる。そこで今後の研究・キャリアの展望として、研究者の立場からこの問題に取り組み、生物多様性をより簡易的にモニタリングする手法を開発・検証し、これを実際に実装することを目標としたい。

経営管理研究科 三橋 耀

長期雇用における主観的業績評価を利用した組織内選抜についてエージェンシー理論を用いた分析

大学教員としての研究キャリアは、学問の探求と知識の拡散に重点を置きます。専門分野である管理会計に関する研究を深め、新たな理論や実践的な洞察を提供することが目標です。また、他大学の学生や先生らとの共同研究を通じて、国内において業績評価研究の分野を発展させていくことも重要です。国際的な会議へ参加し、研究論文を発表することで、教育と研究の分野でより活躍し、成果を挙げたいと思っています。

経営管理研究科 久保田 良貴

企業経営における経営者のエージェンシー問題に関するゲーム理論等による会計研究

With over a decade of experience in the workforce, my aspiration is to forge a dual-path career as a researcher and a contributor to executive education. My goal is to apply academic research in practical settings, particularly in business leadership and management training. This approach not only bridges the gap between theory and practice but also enriches the professional development landscape. By integrating insights from my research with real-world business challenges, I aim to foster a culture of continuous, practical learning that benefits professionals at all levels.

経営管理研究科 酒井 秀信

事業報告書等に着目した医療法人の経営状況の可視化と改善に関する研究

研究では、大きな柱として、ヘルスケアと経営を交えたものを取り扱っています。ヘルスケアの分野においては、DX(Digital Transformation)化や、医療費や薬価の抑制と持続可能な国民保険を両立するあり方の議論など、多くの動きが起きています。ヘルスケアを取り巻く環境が変化する中で、各利害関係者が取り残されることなく経営に取り組めることを支援できるような研究を進めています。

健康マネジメント研究科 菊池 可南子

身体活動促進のためのCWIの社会実装~ふじさわプラステンプロジェクトを参考に~

身体活動不足による国内の死亡者数は、約5万人と言われている。この状況を打開するために、「誰一人として取り残すことのないアクティブな“仕組みづくり”」をビジョンに掲げ、多様なステークホルダーを巻き込みながら身体活動促進のための取り組みを行う実践者となりたい。自治体や職域でシステムズアプローチをファシリテートできる人材を目指し、日本における身体活動促進の実践現場の旗振り役となりたい。

健康マネジメント研究科 仲野 由貴子

在日外国人の日本社会での活躍の基盤となる健康格差の改善に資する研究

研究者として、在日外国人と日本人市民、医療従事者の他者理解が進む効果的な要因を明らかにし、実践家として、その要因を起こす場を創造していきたい。